サーモンだけで良い

わたしはあまりお寿司が好きじゃありません。だって、なんだか生臭いし、味も好きになれなくて。特に回転寿司なんかの比較的安いお店では、サーモンしか食べないんですよ。サーモンくらいしか、おいしいと思える物がなくて、他のは所詮安物な味がしてしまって、口にあわないんです。でも、サーモンならもともとの値段が安いこともあって、比較的品質の良い物が食べられますから、わたしは回転寿司では、サーモンばかり食べてしまうのですよ。サーモンは応用の利く、使い勝手の良い食材です。
数多あるサーモン料理の中でも、私のオススメは、やはりマリネでしょうか。
たっぷりのタマネギスライスに、薄くスライスしたサーモンを乗せ、お酢とレモンで頂きます。
この他にも回転寿司の寿司ネタとしても定番ですね。
お店によっては、「あぶり」「生」「トロ」など多種多様の
「サーモン」のお寿司が作られています。
脂がよく乗った魚であるサーモンは、それ自体に旨味があるので、
どのような料理にでも合います。
価格も、それほど高価ではなく、庶民の味方とも言えるサーモン。
さて、今日は何を作りましょうか?

 マネックス証券フィナンシャル・インテリジェンス部チーフ・ストラテジストの広木隆氏に、2011年の日本株式市場の見通しを聞いた。広木氏は、「年の前半が日本の株式市場にとって、もっとも強い期間になる」という。米国景気の回復と新興国の成長がバランス良く並存する「ベストミックス」の経済環境となり、「日本の輸出産業の強さが発揮される」としてトヨタ、ソニーなど日本を代表する企業の株価が株式市場の主役になると見ている。

――2011年の日本株は? 

 強いと見ている。2010年の年末で区切って、そこから改めて来年を見通してというより、足元まで続いてきて、これからも続いていく流れが、強いといえる。

 その流れは、リーマン・ショックに代表されるような金融危機と、それがもたらした世界の大不況が出発点。そう考えると物事を整理しやすい。それこそ、100年に1度といわれる危機になってしまったので、世界各国の政府が、財政も金融も両方出動して、大治療にあたってきた。そのおかげで、経済が回復している。これが、現在まで続いている流れの底流にある。株価は、この流れを映している。

 リーマン危機が2008年秋に起き、そこから、半年後の2009年春が株価のボトムになっていて、今回の回復過程の出発点だ。2010年の前半は、その戻りの踊り場だった。2009年後半というのは、変化率でみるとV字回復をしたところだった。急激に回復してしまったので、その反動もあって2010年前半は、伸びが鈍り、したがって踊り場のようになった。

 加えて、日本にとっては想定を超える円高が回復の足を引っ張った。2010年の春先には、ギリシャのクレジットの問題がでてユーロが揺らいだところへ、アメリカの景気が二番底かといわれ、ドルが売られた結果、日本円が一人で上昇するような局面になった。この円高による影響で、大きな流れとしては戻り過程にあるのだけれど、日本の株価だけは、全世界の中でおいてきぼりをくってしまった。

 たとえば、ギリシャ危機でユーロ安になったヨーロッパにあってでも、ドイツの株価はいち早く高値に進んだ。新興国は、さらに早く高値をつけている。そして、一番遅れていたアメリカの株価も2010年11月に、リーマン・ショック前の株価を回復した。これで、全世界で株価が戻ってきたといえる。

 日本も、いよいよ、行き過ぎた円高が是正され、ようやく、企業業績の戻りを株価がキャッチアップできるようになった。世界経済が回復する中で、すでに企業業績は戻ってきているが、株価はそれを評価していない。その再評価が始まるのが、2011年になると思っている。

――日経平均株価に置き換えると? 

 3月に12500円にトライして、年央には14500円を超えるところもあると見ている。

 見通しの背景は企業業績だ。日本企業は2008年3月期(リーマン・ショック前)が最高益だった。翌年に、リーマン・ショックで利益の60%が吹き飛んだ。株価も同じで、利益が吹き飛んだ分と同じだけ株価も下がった。利益水準は上場企業全体で、2011年3月期にピーク比70%程度に戻ってくる見込みだ。株価は、やっとリーマン・ショック前の50%の水準まで戻ったところ。

 円高などで業績を正しく評価できなかった。一時期は1ドル80円割れの円高になったら、企業業績が大幅に減額修正されるのではないかという不安があった。それが下期も半分終わって、企業の円の前提レートも80円台に修正されて、円高に対する過度な心配が必要なくなった。結果として、株価は、大きく出遅れている。これを織り込むようなステージが必ず来ると思っている。

 12月下旬の日経平均株価は、PERを16倍に置いて計算すると、EPSは650円くらいを見ていることになるが、これは、アナリストのコンセンサスと比較して数十円程度低い水準。次の期の2012年3月期は、20%増益が見込まれていて、来期の日経平均株価のEPSは817円になる見通しだ。2011年4月以降は、日経平均のEPS817円を評価するようになる。そうすると、今のPER16倍をかけると、13000円超。PERは、その時々の市場環境によって変わるので、単純に16倍とは言えない。

 そこで、2010年11月に、日銀がJ−REITと日本株ETFを買い上げる方針を示したことを考えたい。その目的として日銀は、「リスク・プレミアムを縮小する」と言っている。これは、PERを上げると言っていることに等しい。そうすると、EPS817円に対してPERが17倍〜18倍で計算すると14500円も説明できる。

――注目するセクターは? 

 トヨタ、ソニーなど日本を代表する企業が中心になる。

 現在は、世界経済の回復が大きなテーマだ。これまで活発だった新興国は、景気の過熱を警戒して金融引き締めに入っている。ゆるやかな減速をするだろう。ただ、これまでは新興国だけの片肺飛行だったものが、2011年は米国など先進国が強くなる。先進国の回復が鮮明になり、新興国は巡航速度になるので、世界経済のベストミックスだ。このようなときに日本の輸出産業は、非常に強い力を発揮する。

 ただ、このような良い環境は、年の前半にとどまる。景気の回復が鮮明になってくると、米国FRBが金融引き締めなどの出口戦略を検討することになる。大変難しいコントロールになり、アメリカの金融政策による波乱が年の後半には出てくると思う。それが2011年の最大のリスクファクターになると思っている。(編集担当:風間浩)

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